蔵造りや古い町家が建ち並び江戸、明治期の風情が残る千葉県香取市佐原。
観光客が賑わう歴的景観地区から5分ほど歩いた佐原の町の日常のど真ん中「東通り商店街」
そのなかほどにmarusokitchenはあります。
商店街もかつての面影はなく、この場所には観光客の姿もあま
り見ることもできない場所ですが、この場所にはこのまちに住む人たちの暮らしと生業が今も生き続けています。
佐原の日常に囲まれたこの場所で私たちmarusokichenは、「まちの台所」を開くことにしました。
まちの台所で作るお惣菜は、かつて最盛期には36軒もの酒蔵があった醸造の町の歴史的伝な伝統食材ともいえる糀と佐原、近隣でとれる野菜、銚子漁港からとどく新鮮な魚貝、豊かな北総大地がはぐくむお肉など地域の豊かな食材を使い手作りしています。
marusokitchen【丸惣】名前の由来
marusokitchenは漢字で丸惣と表記します。
惣の字はお惣菜の惣ではなく、かつてこの下総の国 佐原においてもあった農民の共同組織の「惣」からきています。
「惣」は農民達が村ごとに作った自治組織です。農民たちが自ら寄合いを開いて村ごとの掟を定め、共同で農作業を行い自分達の手で暮らしを形作ってきました。
そんなかつての惣のように自分達のほしい暮らしをまちの人たちと寄合い作っていきたいと考え丸惣と名付けました。